ハルカ~ハジマリの日・2~「君の友達…ミチルちゃんがね。」 「やられちゃったんだよね…」 「もう、君しか助けられないんだよね。」 「本当はあの相棒が助けに行くはずだったんだけど」 「彼もね、今、行方眩ましてるんだよね…」 「だから君にぜーんぶ託すね。」 そう言って 私に何かを渡そうとした…その時。 彼が、横からの衝撃に 吹っ飛んだ。 「ん~大丈夫?おねぇさん。」 …へ!? 場面てきにさ、彼がやったの?? 私の肩ぐらいしかない 小さな体躯。 この小さな体で、あの人を吹っ飛ばした!? 世の中アリもしないことが起こるもんだ。 なんて考えていたら 「あ、うちのアネキのリアフレじゃん。」 か、軽い… ん?うちがこの彼の姉のリアフレ!? 「まさか…秀―」 「ここではレオンと呼んで欲しいね」 そう言って 何時から持っていたのか…大きな…死神が使っていそうな… 大鎌を向けた…でかい… 「つか、現実的に持てないヤン!!」 「…ここをドコだとおもってんの?アネキのリアフレさん」 ここって…ここは?ドコなんだろう。 |